自覚を取り戻す “意識を「今ここ」に”

「正午定着は、影がなくなるときに可能です。体と心が一つになれば、影がなくなります。夫婦が一つになれば、影がなくなるのです。太陽が東にあれば西に影ができ、西にあれば東に影ができます。また、南にあれば北に影ができ、北にあれば南に影ができます。東西南北に影ができます。しかし、正午に中央に立てば、影がありません。そのような父母、夫婦、父子の関係、そのような兄弟の関係にならなければなりません。そうしてこそ、神様が八段階の愛を中心として、主人になる位置が決定するのです。いくら精誠を尽くしても、正午定着にならなければなりません。十二時に影がないように定着しなければ、影のない神様のみ前に行けないのです。垂直になりません。永遠に影がない垂直にならなければなりません。」(み言)

 

正午定着は「生心」と「肉心」の本然的授受作用です。すなわち霊人体と肉身の本然的授受作用を意味します。また、生霊要素と生力要素の本然的授受作用となり、生素と生力要素の本然的授受作用と見ることができます。私の良心が本心と同一となる瞬間、私に影がなくなる瞬間となります。

 

「皆様の人生の中で良心を神様の代わりの位置に立て、影のない正午定着の人生で絶対服従の道を行けば、皆様は間違いなく心と体の共鳴圏を形成し、統一を完成するでしょう。」(み言)

堕落した私たち人間の力では、良心の機能を本然の位置に戻せる道はありません天との縦的な関係が垂直になることができずにいるからです。六十五億の人類すべてが、自分なりの角度をつくり、それが正統であり最高のものであると錯覚して生きているのです。絶対的基準を形成して測定できる最短距離の垂直の角度が出てくるまでは、救援を受けられる道を誰も探し出せないのです。」(み言)

 

神様、TPによらなければ私達の個性完成はあり得ないということです。

 

統一思想の中に次のような神様についての文章があります。

「空間がないということは、前も後もなく、右も左もなく、上も下もなく、遠くも近くもないということを意味する。無限の「ここ」、すなわちすべては「ここ」である。まだ時間がないということは、過去、現在、未来がなく先後がないということである。神の世界では、永遠の「」、すなわち常に「」である。このように空間的にも、時間的にも、みな一つになっているのである。」

 

肉心が不安、恐れ、心配を過剰に抱いている時は、肉心は「今」「ここ」に居ないのです。不安、恐れ、心配は未来だったり、過去だったりに行っているのです。そして、マイナスの思考を巡らせてしまいます。ですから、肉心に「今」「ここ」に戻って来てもらいましょう。生心を意識して、肉心に「今何が見える?」「今何が聞こえる?」「皮膚の感触は?」「風は感じる?」このような質問をして、肉心が肉身を通してそれらを感じていけば肉心が「今」「ここ」に戻ってくるのです。肉心が今、ここに戻ってくればまさに神様と同じ立場に立ったというこになるのではないでしょうか?

ヒーリング動画などを視聴しながら肉心に問いかけて「今」「ここ」を肉身で感じてみましょう。

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