嫌な思いに直面したときにプチまとめのようなことはいきなりはできませんね、その時にまずこころの浄化の祈りをしてみましょう。
こころの浄化を通じても色んな変化が起こります。嫌なことが起こっても感謝して受ければ過去が清算されて、むしろ飛躍するチャンスになります、最悪が最善になります。(図52)
無理やりにでも「ありがとう」と言う言葉を発することで「何か感謝できることがあるはずだ」と脳が考えるようになります。感謝することを探し出して見つけだします。それで嫌な気持が消えていきます。肉心のマイナス思考を言葉で主管しましょう。これはある意味肉心に働きかける作業だともいえます。肉心からのマイナスの影響を最小限にするために、「ありがとう」のような良い言葉を投げかけることによって、肉心に対して「今」を考えさせるアプローチとなります。
❖嫌な気持は過去の記憶に原因があります
自分とその人との過去、自分とその人と似た人との過去、その人とその背景が過去の体験と重なると嫌な思いが出てきます。ただ人がいて現象が起こっているだけなのに「嫌な気持」になるのは、過去の記憶が原因の場合が多いようです。
❖私たちは潜在意識(霊界)でつながっています
霊人体は霊界に属しています。霊界は時空を超越しているので、意識をすれば瞬時にその場その時に行くことができます。ゆえに我々は霊界でつながっているともいえます。生心でその人を意識してあげると、その人の生心にアプローチすることができるはずです。また脳(肉心)に問いかければ過去を検索し教えてくれます。他の人の子供の問題でも、私の中の何が原因なのかと問いかけると、私達はつながっているので一致する情報を教えてくれるのです。
❖生心の目、肉心の目
創造原理の中に、性相と形状の二性性相というのがあります。目に見えない性相が、目に見える形としてあらわれるとあります。性相が原因であり形状が結果、すなわちこころが原因であり、現象が結果ということです。(図53)
嫌な気持になっているという事はわたしのこころがカインの立場に立っているということになります。肉心からの不安、恐れ、心配がそのような思いにさせているのです。その時、相手や環境に対して「愛します、仲保とします、屈服します、善を繁殖します」と唱えながら、肉心からくるところの不安、恐れ、心配を主管してあげれば肉心が浄化され、その相手も協助現象の恩恵を受けて浄化されていくはずです。これはある意味肉心側からのアプローチの手法となります。
気になる人を幾人か思い浮かべて浄化の祈りをしてあげましょう。
・愛します。その人を愛します。
・(生心を)仲保とします。その人を通して神様の心情を悟らせてください。
・(生心に)屈服します。その人に僕の僕の立場で屈服します。
・善を繁殖します。その人と一つになって善を繁殖します。
訓読と祈りで肉心の思いを愛で解かしていくという作業がなかなか出来なかったので、修行生活をしてきました。徹底してために生きる生活を通して自分という観念がなくなるまで掃除などの修行をしてきました。このようにして肉心を主管していくのだと分かったりましたが、その道はあまりにも厳しい道でした。
神様はアダムとエバが誕生された時、まず祝福されました。何の実績もないアダムとエバに祝福されました。人に対して嫌な感情が湧いたとき「そうだ、その人の幸せを祈ってみよう」と思い立って幸せを祈ります。そうしたらいとも簡単に、その人に対する嫌な気持が瞬時に解けるようになります。肉心を主管するという前に相手の幸せの為に生心からの祝福の祈りをしてあげましょう。まず、生心で為に生きるということです。
み言
あなたがたを迫害する冷酷な人がいた時、その人に向かって怒鳴り返さず涙をもって神様の祝福が彼らの上にも注がれるように祈ってあげるとしたら、神様はあなた方に同情し祝福してくださるでしょう。他人のために常に祈ることによってあなた方は神様の心情に近づいていくのです。どんな困難な道であっても固い決意を持って歩みなさい。そうすれば神様が「私の子よ 私はいつもおまえのそばにいる」
とささやいてくださるでしょう。(こころの四季 愛のことば)
神は彼らを祝福して言われた
「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。」(創世記 1章 28節)
祝福の祈り例文
出会う人または愛せない人に対して神様の立場に立って その人の幸せを祈ってみましょう。○○の所にあなたの苦手な人の名前を入れて唱えてみてください。
○○さんが 仕事□□で成功し最高の笑顔で輝いています!
家では夫婦・親子で笑顔と笑い声が溢れています!
○○さんの生涯は多くの人々に感動と喜びを
与え感謝されています!
そんな○○さんの姿が本当にうれしいです!
私の喜びであり幸せです!
神様ありがとうございます!
感謝します!
み言
苦しい試練の時
私は狼狽して祈ったことはありません
神様 あなたのみ旨はなされます
私は勇気ある子供として生き
そして死にます
どのような苦しみも
私の歩みをとめることができません
私は進んでいきます
神様みていてください
(こころの四季 愛のことば)
生心を主体に肉心を対象にした授受作用が出来始めたら、神様、TPに「親孝行の祈り」をする。この時肉心からくる結果を気にしないで祈る。「孝情」の本当の意味は定かではないが、「神様、TPに親孝行したくてしかたのない衝動」だと言えるのではないか。神様の愛やTPの愛を感じる生活をしていけば、必然的に「孝行心」が芽生えてくるはずである。真の子女の愛これを別の呼び方で言えば「孝情」となるのではないか。
親孝行の祈り例文
私を通してあなたの御旨を成させてください。
実体的な天一国を成し遂げますので、見ていてください!
神様、真の御父母様、ありがとうございます。
私は真の愛を実践する天一国の真の主人になります!
実際に辛いことを体験したとき(自分が弱り果てて苦しく辛いとき)に上記の祈りを実践してみましょう。
一字一句このように祈らなくても大丈夫。このように宣言していく事です。神様に喜んでもらいたい、TPに喜んでもらいたい、人類に喜んでもらいたい、そんな本性が私達にはあります。それを使いましょう。「私を用いてあなたの願いを果たさせてください」と宣言することです。そうすれば本当にそうなっていくでしょう。
生心を育むのは神様の愛です。愛は関係性から生まれます。親に対して孝行したい心情で祈るなら、親なる神様は必ず答えて下さるはずです。その時生心に「生素」が注ぎ込まれるのではないでしょうか。
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