まだ未完成期にいたアダムとエバの良心に、天使長ルーシェルは「取って食べる事は間違っていない」などサタン的な善の基準を植え込んだのではないか(サタン的善という言葉は適切でないかもしれないが)。(図1)エバは知的に迷わされたと原理講論に書いているように、まだ良心基準が未熟な状態の時に「取って食べる事は間違っていない」というルーシェルの価値観を良心領域に植え付けられてしまったのではないか。その時肉身的にも成熟期にあり、性的な欲望も出てきていたはずである。肉身からの性的欲望はごく自然な形だったのでエバも徐々に「取って食べる事は間違っていない」と良心領域にルーシェルの価値観を植え込んでしまった。(図2)これがのちに邪心と呼ばれている領域になったのではないか。良心領域にルーシェルの価値観が植え込まれたのである。(図3)
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